仮面ライダー龍騎の感想ブログ

仮面ライダー龍騎のいちファンが勝手な感想を書いているブログです。公式様とは全く関係ありません。腐要素あります

【感想】小説 仮面ライダー龍騎

前回「次こそ21話に続く!」とか書いといて、堂々と別のことを書く有言不実行ブログがこちらです\(^o^)/

 

で、これ。

 小説 仮面ライダー龍騎

小説 仮面ライダー龍騎 (講談社キャラクター文庫)

小説 仮面ライダー龍騎 (講談社キャラクター文庫)

 

 実は今まで読んだことなくて・・・(にわかめ)

というのも色んなところでのレビュー、評価の類が絶賛or酷評しかなくてwww

怖くて読めなかったんすよwww

 

龍騎という作品を愛しすぎているからこそ、ガッカリしたくない気持ちが強かったんですが、

好きな井上さんがどんな文章書くのか読んでみたい!と思って勇気出してこの度読んでみました。

 

・・・普通に面白かったです\(^o^)/

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(普通に、とか言うな)(あと、私は別に永野氏のファンではない)

 

レビューでは「エログロ」とか書かれてて、どんなにエロくてグロいんだろう~と期待と不安でドキドキしながら読んだんですけど
普段わしが読んでるモノの方がよっぽどエロくてグロかったですわwww
普段どんなん読んどんねんって感じですが、その辺のサスペンスホラーとかミステリーとかの方が
よっぽどエログロいwww
井上さんの文章もそんなに共感させるような感じじゃないんですよね、淡々としてて。
だから痛々しい場面でも読んでてイタイ気持ちにならない。
唇縫い付けてるとか、血がだらだらとか、糞尿の匂いがとか、本当だったら読んでて辛くなるんだろうけど、なんだかそれこそ脚本のト書きみたいで。
もしそれを理由に読むのを躊躇してる方がいれば安心してください!!(すでに死語感強い)

 あとあとレビューでは「句読点くらいつけようぜ」とかも見て、井上さんどんな変な文章作法なんだろうと、

こちらはそのままの意味で不安になりながら読んだんですけど
これこそ普段わしが読んでるモノの方がよっぽど文章作法めちゃくちゃでしたわwww
その辺のラノベとかの方がよっぽどイヤゲフンゲフン・・・www


正直言うと、ただ普通に面白かったので、特に笑えるシーンとかあんま無かったんすよ。。。

あるっちゃあるけど、それは、いわゆるトンデモ設定に対してだったりして(浅倉威とか優衣とか浅倉威とか優衣とか浅倉威とか)

てか浅倉威はお稚児さんやってたっていう認識で合ってるんですかね??(特技:行間読み)

優衣の空気みたいな存在感とか自傷行為、それムリじゃね??みたいなこと以外にはこのブログ的にはもう書くことないんすよね。。。(あるやん)

そういう意味ではつまんない小説といえるかもですね←

 

やっぱりさー!!
台詞がそのままなんだよね!!!

 

脚本書いてる人が書いてるんだから当たり前なんだけどさ。
どの台詞も簡単にありありと脳内再生できてしまう~~
きっと脚本もこういう風に台詞が書かれていたんだろうな~~と・・・
そしてそれをあのキャスト達が話していたんだな~と・・・
胸熱・・・・・パタ

 

特にやっぱ美穂と真司の漫才とかめちゃくちゃ面白いwww
井上さんの書くギャグ回とかがめっちゃ好きなので本当に可愛く微笑ましく嬉しく読みました///

 

真司がライダーを訪ね歩いて、でも結局最後に蓮こそが仲間だと気付くっていうストーリー。
なおかつ、戦わなければ生き残れないっていうのは普段社会で行われていることで
別に特別なことじゃない、っていうメッセージはTVスペシャルと同じだなあと感じました。
とにかくこういうのを井上さんは表現したかったのね・・・

 

真司が可愛い!!!!!!
かーわーいーいーーーーー
そして素人DT!!!(行間読んだ)
かーわーいーいーよ~~~~~~!!!

 

蓮が真司のことを恵里と似てる、って思うシーンがあって。
私も本編見てそう思っていたので!!!
あくまで小説は小説で別世界の別設定だとは分かっているんですが
井上さんの設定と同じ解釈で龍騎を受け止めれていたのが嬉しくなりましたw

 

秋山蓮の過去重いwwwwww
笑えねーwww

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(まさかのタイムリーなやつ

まあ登場人物全員過去重いけどwww

 

北岡弁護士!!!!
小説ならではの、心の声がたくさんあって、先生ってこんなこと考えてたんだなあとか、
ゴロちゃんこんなこと考えてたんだなあとか・・・
それがもうすでに感情移入しすぎている私には本当につらくて・・・
先生の病状も本編と少し違って、記憶が無くなっていくなんて悲しくて悲しくて・・・
それをゴロちゃんが一生懸命支える姿もたまらなくて・・・
そのまま描かれてはいなかったけど、ゾルダ写真集で井上さんが語っていたマザコン設定を匂わせる描写もあって満足www

 

全体的に話の大筋はそのままだし、そこに細かい独自設定が入っていたり、逆に本編での設定や話を脳内で補完したりして

本編とは合わせ鏡の世界のどれかで少し違うんだけど、同じ、というか・・・

 

龍騎はいくつも最終回があるし、こうして違う設定があったりするので正直私のような脳みそスカスカおばさんはどの設定がどのやつかわかんなくなってはいるんですが

でもその全てが正しいし、ごっちゃになってるその感じもたくさんあるミラーワールドの一つかなと思ったりします(言い訳)

 

相変わらずシザースが卑怯で、インペラーが憐憫なのもたまりませんでしたねー・・・

 

なんだかいつにもましてとりとめのない感想文w

やっぱり同じ世界観でも小説で読むのって感じ方違うなあと思ってすごい楽しかったので

大好きなアギトもぜひ小説読みたいなと思いました~~

 

次こそ本編の21話書くんだ・・・!!!(フラグ